省エネルギー改修によるカーボンニュートラルの達成

　建築分野におけるエネルギー消費量は、我が国におけるエネルギー消費量全体の3分の1を占め、最も消費量の多い分野とされています。新築建物においては、すでにZEH、ZEBが標準となっていますが、既存建物に対する省エネルギー改修などの取り組みは、新築のZEH、ZEBに比べると、いまだ実績が少ない現状にあります。しかし、新築建物に比べて、圧倒的に数が多い既存建物の省エネルギー化は、我が国が2050年までにカーボンニュートラルを実現する上で不可欠であり、早急な取り組みが求められています。
　本セミナーでは、既存建物に対する省エネルギー改修などの取り組みを、最前線で実践される講師をお迎えし、最新の実施事例等について紹介していただき、我が国のカーボンニュートラル実現について考える機会とします。

主　催 公益社団法人　空気調和・衛生工学会北海道支部
後　援（予定）(一社)日本建築学会北海道支部、(一社)建築設備技術者協会北海道支部、
(一社)電気設備学会北海道支部
日　時　令和8年1月14日(水) 15時00分～16時30分
会　場　北海道大学ＧＸスタジオ　（定員：50名）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
参加費 会員1,000円（税込）、非会員2,000円（税込）、但し学生は無料
SHASE-CPD　1時間1ポイント（ただし、休憩時間は除く）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
◆プログラム（15:00～16:30）
1．開会挨拶　森 太郎　教授
（空気調和・衛生工学会北海道支部　支部長／北海道大学）
2．講演Ⅰ　　品川 浩一　氏　（株式会社日本設計情報システムデザイン部）
　　　　題目：高効率設備による大規模オフィスのZEB改修
3．講演Ⅱ　　武部 豊樹　氏　（武部建設株式会社）
　　　　題目：民家再生の事例紹介
4．講演Ⅲ　　高田 恭良　氏　（株式会社デバイス）
　　　　題目：事務所ビルの内窓改修の事例紹介
5．ディスカッション（司会　平川秀樹／北海道科学大学）
6．閉会挨拶　丹保 洋人　氏
（空気調和・衛生工学会北海道支部　副支部長／株式会社日建設計）
◆申込方法：E-mailにて下記1~4を明記の上、を記入の上、下記アドレスまでお申し込み下さい。
申込先：shase.hokkaidou@gmail.com
件名「空衛支部セミナー　参加申込」
本文：１．参加者氏名、２．所属、３．住所、４．連絡先メールアドレス　５．会員・非会員　どちらかを記載
申込期限：令和8年1月9日（金）
◆問合せ先：公益社団法人　空気調和・衛生工学会北海道支部
電話　(011)676-4025　E-mail：shase.hokkaidou@gmail.com

暑さ・寒さと健康：住宅や職場等の多様な環境要因と人の生理・健康への影響

　WHOが2018年に発表した「住まいと健康に関するガイドライン」によると、呼吸器系疾患や高血圧等の健康リスクを避けるために室温は18℃以上が望ましいと強く推奨しています。

　近年、我が国においても、室温が血圧・睡眠等の健康状態に影響を与えることが報告されつつあります。また北海道地方の年平均気温は、様々な変動を繰り返しながら上昇しており、今年度も記録的な暑さとなりました。北海道の住宅や職場においても熱中症対策が求められつつあります。

　本講演会では、このような温熱環境研究の最前線でご活躍の講師をお迎えし、最新研究事例を紹介していただき、住宅や職場等の多様な環境要因が健康に及ぼす影響について考える機会とします。

主　催 公益社団法人　空気調和・衛生工学会北海道支部
後　援（予定）(一社)日本建築学会北海道支部、(一社)建築設備技術者協会北海道支部、
(一社)電気設備学会北海道支部
日　時　令和8年2月19日（木）14時00分～16時30分
会　場　北海道大学学術交流会館小講堂　（定員：100名）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
参加費 会員1,000円（税込）、非会員2,000円（税込）、但し学生は無料
SHASE-CPD　1時間1ポイント（ただし、休憩時間は除く）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

◆プログラム（14:00～16:30）
１．開会挨拶 14:00～14:05　森 太郎　教授
（空気調和・衛生工学会北海道支部　支部長／北海道大学）
２．講演Ⅰ　14:05～15:15 　長谷川 兼一　教授　（秋田県立大学システム科学技術学部）
　　　　題目：住宅内の寒さやDampness，Drynessと健康
３．講演Ⅱ　15:15～15:50　若林 斉　准教授　（北海道大学大学院工学研究院）
　　　　題目：寒冷環境における循環応答と体温調節に見られる個人差
４．講演Ⅲ　15:50～16:25　桒原 浩平　准教授　（室蘭工業大学大学院工学研究科）
　　　　題目：建設現場の熱中症対策～ファン付き作業服着用の効果～
５．閉会挨拶16:25～16:30　丹保 洋人　氏
（空気調和・衛生工学会北海道支部　副支部長／株式会社日建設計）

◆申込方法：E-mailにて下記1~4を明記の上、を記入の上、下記アドレスまでお申し込み下さい。
申込先：shase.hokkaidou@gmail.com
件名「空衛支部地区講演会　参加申込」
本文：１．参加者氏名、２．所属、３．住所、４．連絡先メールアドレス
申込期限：令和8年2月12日（木）
◆問合せ先：公益社団法人　空気調和・衛生工学会北海道支部
電話　(011)676-4025　E-mail：shase.hokkaidou@gmail.com

“新さっぽろエネルギーセンター”

　北海道支部では、“新さっぽろエネルギーセンター”の見学会を開催します。

　新さっぽろ駅周辺地区は、病院・マンション・ホテル・商業施設から成る7棟の建物で構成され、「新さっぽろエネルギーセンター」を核として街区を形成しております。同センターにはCEMSが導入されており、AI技術による需要予測と最適運転、自動デマンドレスポンス、利用者参加型エネルギーマネジメント等の先進機能を備え、エネルギーの面的利用を可能としております。これにより、街区全体におけるCO₂排出削減と、エネルギーの安定供給による強靭化を両立しております。

　本見学会では、2023年度の街びらき以降における運用状況をご覧いただくとともに、参加者の皆様との意見交換を通じて、更なる知見の共有と有意義な議論の場とすることを目指します。

主  　　催　公益社団法人　空気調和・衛生工学会北海道支部

日  　　時　令和7年12月12日（金）15時30分～17時00分　

会  　　場　新さっぽろエネルギーセンター (札幌市厚別区厚別中央１条６丁目２−１)

            ※駐車場はございません。地下鉄東西線新さっぽろ駅10番出口より徒歩１分、JR新札幌駅より徒歩6分

定  　　員　各50名　

参　加　費　1,500円（税込。学生無料）　当日現金にて申し受けます

SHASE-CPD　1時間1ポイント（ただし、休憩時間は除く）

申込　方法   E-mailにて下記①～④を明記の上、下記アドレスまでお申し込み下さい。

　　　　　　　申込先：shase.hokkaidou@gmail.com

• 件名：空衛支部見学会　参加申込（所属・名前）　
• 本文：参加者氏名、所属
• 当日連絡がつく携帯電話番号

申込　期限　 2025年11月21日（金曜）

問　合　先　 公益社団法人　空気調和・衛生工学会北海道支部

電話（011） 676-4025  E-mail：shase.hokkaidou@gmail.com

設備技術研究会は、支部からの交付金（単年度20万円）を活用し、地域に関連したテーマを対象として小委員会を立ち上げ、研究活動を行う事業です。

この度、2件の課題を募集いたします。研究期間は規定にはございませんが、原則最大2年間（各年度の3月まで）としています。

本件の応募にご関心がある会員におかれましては、別紙の申請書にご記載の上、ご送付いただきますようよろしくお願いします。

記

・募集事業　　設備技術研究会小委員会

・研究期間　　採択日から
令和9年（2027年）3月31日（水）もしくは令和8年（2026年）3月31日（火）まで

・研究資金　　年間20万円

・対　　象　　公益社団法人空気調和・衛生工学会北海道支部の会員
（複数研究者による研究チームで応募する場合は、代表者（委員長）が会員であること）

・選考方法　　支部の運営委員会の協議による

・応募期限　　随時受け付ける

担当：設備技術研究会委員長　丹保洋人
連絡先・提出先：shase.hokkaidou@gmail.com

01_依頼文

02_応募申請書